
上品な薄紫色の花穂が天蓋からしなだれ、辺りが淡い香りに包まれる春。推定樹齢300年を超える藤は、長きにわたってその可憐な姿で、多くの人を魅了してきました。竹鼻別院の境内の一角を覆うような見事な藤棚をつくり出すのは、根回り2.3m、樹高2.4m、東西に33m、南北15mに枝をはる、単独の木としては日本有数の大きさを誇る藤の木。昭和50年代には、枯木化の危機に陥ったこともありましたが、藤を愛する地元の有志が保存に取り組みました。その想いに応えるように元気を取り戻した藤は、毎年美しい花を咲かせています。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
竹鼻別院では、藤の開花に合わせて「美濃竹鼻ふじまつり」が開催され、さまざまなイベントが催されます。開花時期は例年4月下旬から5月上旬で、開花の状況は羽島市ウェブサイト内「観光情報」で確認できます。有志の会によって大切に維持・管理されているので、花や木を傷めることのないように見学しましょう。
"竹鼻別院の藤" 旅の楽しみ
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[周辺MAP]
絶景ポイント一覧
2016年2月26日更新