
江戸時代から多くの旅人たちが踏みしめてきた石畳の道と、その両側を覆うようにそびえ立つ杉並木。“天下の険”と呼ばれた、東海道一番の難所・箱根峠を越える箱根旧街道の中で、木漏れ日の差し込む並木道はほっと心休まる存在です。石畳も杉並木も、もともとは悪天候時のぬかるみを解消したり、雨風をしのぎ木陰をつくりだしたりする目的で江戸時代に整備されたもので、今も当時の面影が残されています。道中のところどころで富士山の姿も眺めることができ、かつての旅人たちが見たものと変わらぬ絶景が楽しめます。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
箱根旧街道は「三島夢街道」としてウォーキングコースが設定されています。JR三島駅から沼津登山東海バス元箱根港行きで約45分。「箱根峠」で下車してウォーキングスタートです。道中は坂が続くので歩きやすい靴や服装を心がけましょう。写真の石畳と杉並木があるのは、腰巻地区と呼ばれる、山中城跡の近くです。
"箱根旧街道" 旅の楽しみ
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絶景ポイント一覧
2015年12月18日更新