
大阪・新世界のネオンやライトアップに彩られた華やかな夜のイメージが通天閣の最もよく知られた顔ならば、夕暮れどきはまったく違った一面を垣間見られる時間です。大阪の街を見渡せる展望台が、窓から差し込む西日に赤く染められていく様子は、どこかノスタルジック。現在の通天閣は、戦災で消失してしまった初代通天閣を取り戻したいという、地元の人々の強い希望で再建された2代目。資金集めから開業まで、苦労しながらも思いを全うした、熱い人情物語が詰まっているからこそ見られる絶景なのかもしれません。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
展望台は4階および5階。写真は5階西側で、商業の街・大阪を見守る商売繁盛の守り神、大黒天が置かれています。フロア全体に置かれた七福神と、金色に輝く通天閣の守り神、「ビリケンさん」とを合わせた八福神巡りは、通天閣の楽しみの一つ。4階フロアは夜になると宇宙をイメージした幻想的な空間へと変化します。
"通天閣" 旅の楽しみ
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絶景ポイント一覧
2015年9月18日更新