
空が朝焼けに染まるとき、木曽川はその光を反射し、水鏡となって美しい景色をつくりだします。川を見下ろす小高い丘の頂上に建つのは、現存最古の天守をもつ国宝・犬山城。戦国時代には落城を経験し、その後も廃藩置県、天災や戦災をくぐり抜け、奇跡的に現代まで残った唯一無二の天守。華美な装飾のない無骨な佇まいが、木曽川と山々を従えた景色に凛とした美しさを添えています。往時の面影をいまに伝える急勾配の階段や歩くたびに軋む板張りの床、そして川や山々と織りなす幻想的な風景。数百年前から変わらぬ絶景です。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
人気が高く天守への入場には行列ができることがあるため、ゆっくり見学したい場合はオープン直後に訪れるのがおすすめです。現存最古の天守内部は急な階段が多いので、上り下りには十分注意を。高台にそびえ立つ犬山城を木曽川越しに見るなら、城の南西にあるライン大橋を渡り、岐阜県側から眺めましょう。
"犬山城" 旅の楽しみ
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[周辺MAP]
絶景ポイント一覧
2015年9月14日更新