
仏の道を信じ、教えを全うした人が行けるとされる極楽浄土がもし実在するならば、きっとこのように穏やかで美しいはず・・・。称名寺の庭園は、仏教の理想郷である極楽浄土を地上の造形物で表したものです。本堂の前に配置された阿字ヶ池の周りや、池に架けられた朱塗りの反橋と平橋を散策すれば、気分はまるで浄土への旅。13世紀の鎌倉時代に創建されたと伝えられる称名寺は有力大名の保護を受けて栄えた時代もあり、周辺には中世の名残も多く存在しています。今も昔も変わりなく、人々の心を癒し続ける絶景です。
※こちらでご紹介している写真は、天候・時間帯などの様々な条件がそろった時にだけご覧いただける風景になります。
旅のワンポイント
毎週土日の10時から15時まで、無料の庭園ガイドが実施されています(雨天時中止)。毎年5月初めに境内で開演される薪能(有料)も名物で、多くの人を集めています。本堂の左手にある鐘楼に吊るされた梵鐘は、歌川広重が描いた“金沢八景”のひとつである「称名の晩鐘」と呼ばれるもの。国の重要文化財にも指定されています。
"称名寺" 旅の楽しみ
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[周辺MAP]
絶景ポイント一覧
2015年7月28日更新