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- 11.お客様視点で水族館をコミュニティに
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- 徹底したお客様視点、おもてなしの心で、水族館を未来のコミュニティに蒲郡市竹島水族館館長 小林龍二氏
館長ですが、あえて現場に入り、アシカショーや担当を持って魚の世話をしています。時間を作り館内に出て巡回したり、来館者と話をしたりもしています。そこから得た情報やお客さんからの要望を活かして展示をつくったり、館の改善をします。館長には必要時になります。必要な時だけ館長になり、普段は現場主義のもと、現場で働いています。
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- 竹島水族館 魚の世話も大切な仕事のひとつ
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- アシカショーの訓練中の小林龍二館長
「カスタマーズ起点、お客さん至上主義」。それは、仕事をする上での楽しみをつくり、その楽しみは自分だけのものではなく、来てくれるお客さんや地域の人々が楽しみ喜んでくれる姿を見たり、増やしたりする努力を自分の楽しみとすること。また、自然界から捕らわれ水槽に入れられた生き物たちに失礼のないように、その魅力や凄さを様々な手段を使って多くの人に伝えることにも通じています。
「水族館を通して、地域が明るく楽しくなること」。水族館はこどもから高齢者、男女も関係なく誰もが楽しめて集まる拠点となれる施設です。また、「自然科学や魚のことを学ぶ」という目的や主旨だけの施設として扱うのは非常にもったいないと思っています。生き物たちを通して人と人が交流したり新たなものを生み出したり、自分たちが明日からまた元気に楽しく暮らすためのヒントが得られる場所にもっとしていけたらと思います。
- メディアへの取材対応も館長の仕事
「蒲郡市」竹島水族館の情報はこちら
蒲郡市竹島水族館館長 小林龍二氏
1981年、蒲郡市生まれ。北里大学水産学部(現:海洋生命科学部)水産増殖学科魚病学専攻卒業後、竹島水族館へ勤務。過去最低入館者数12万人であった水族館を改革し、過去最高の、3倍以上の入館者数にした。スタッフ随一の飼育技術を持つため、飼育員としても活動中。著書(共著):竹島水族館の本
インタビュー対象者の肩書は取材当時のものです。
2017年10月3日更新