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未来インタビュー産業観光篇

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時速500km超の超電導リニアが日本の未来を切り拓く「リニア・鉄道館」館長 天野満宏氏
  • 日本に鉄道が開通して1世紀半、東海道新幹線が開業して半世紀。人々は鉄道に「夢」を懸け、その「想い出」を胸に刻んできました。「リニア・鉄道館」は、東海道新幹線や超電導リニアなどの展示を通じて「高速鉄道技術の進歩」を紹介するミュージアム。鉄道の歴史と技術の進化を熱く伝える、館長の天野満宏氏にお話をうかがいました。
    「リニア・鉄道館」の情報を見る

高速鉄道技術の進歩を知ってほしい。

  • 「リニア・鉄道館」館長 天野満宏氏
  • 当館でご覧いただけるのは、鉄道の歴史が創ってきた未来。東海道新幹線を中心に、在来線から超電導リニアまで39両の実物展示を通じた「高速鉄道技術の進歩」です。入館されて最初に出会うのは、世界最高速度を記録した過去・現在・未来の3両。C62蒸気機関車、東海道新幹線試験電車300X、超電導リニア車両です。この間、約50年。全長は同程度ですが重量は約100t、35t、30tと軽量化。何より3両を並べて見比べるとより安全に、より快適に高速化してきたことが実感できると思います。

見て、触れて、体感できるから楽しめる。

  • 当館は鉄道車両を身近に見て、触ることができる展示方式。館内の車両を触ってみると木製、鋼製、アルミ製と進化してきたことが発見でき、その温もりや質感まで体感できます。運転シミュレータやパンタグラフなどの鉄道機器の実物展示もしています。ここはお子様から大人まで、鉄道の産業遺産を見て、触って、体感することで過去を学び未来を知ることができる施設です。
シンボル展示

知恵と汗を出し、技術を結集させて高速鉄道が走った。

  • 1964年、時速200kmを超える速度で東海道新幹線が営業運転を始めました。これは「鉄道より航空機や自動車の時代」という当時の世界の常識を変え、高速鉄道を再評価する契機となりました。もちろんその後、東海道新幹線は日本の高度成長を支え産業の発展に寄与することになります。東海道新幹線のシンボルカラーである白とブルーは、それまでにない斬新さとスピード感を表現したもので、東海道新幹線にかける当時の意気込みが伝わります。東海道新幹線は5年半の工期で完成したのですが、それは戦前の「弾丸列車計画」の経験が糧になっています。また館内で見ることができる「モハ52」の流線形状の考え方は東海道新幹線にも生かされました。
  • モハ52形式 電車
  • 東海道新幹線は速く走るだけなく、安全性も重要です。そこで東海道新幹線の運行状況やダイヤを目に見える形で紹介したり、夜間の保守作業の映像も上映しています。ここに展示されているのは鉄道の歴史であり、試行錯誤も含めたさまざまな技術や経験です。その時代、時代の技術者の皆さんが、知恵を出し、汗を出し、最新の技術を結集させて鉄道車両ができました。そして鉄道施設も整備され、高速鉄道が走っているのです。
  • 0系21形式新幹線電車

超電導リニアは「夢」から「現実」へ。

  • 東京・名古屋間を時速約500kmでつなぐ「夢」を実現することで、未来が変わります。超電導リニアはすでに東京・名古屋間の工事が着工されており、もう「夢」が「現実」のものとなりつつあるのです。超電導リニアの仕組みは磁石の力で浮上し推進力を得るもの。当館では模型を展示しているので、原理や技術を分かりやすく見ることができ、触って動かして体感することもできます。超電導リニアの時速500kmのスピード感は、ミニシアターでぜひ模擬体験を。
  • 超電導リニア MLX01-1
  • よりよい社会に生まれ変わっていくことに期待。

    東海道新幹線と超電導リニアは走行システムがまったく異なりますが、どちらも新しい未来を創るため技術者が熱意を持って困難に立ち向かい、完成させたものです。東海道新幹線と同じように、超電導リニアの開業も日本と世界に大きなインパクトを与えると思っています。鉄道系の博物館で超電導リニアを見ることができるのは当館だけです。超電導リニアが走ることによってその生活のスタイルが変わり、いろんなインフラが整備されていく、よりよい社会に生まれ変わっていくことを期待しています。
  • 超電導リニア展示室

鉄道の歴史を学習する場として。

  • いまのお子さんは生まれた時から東海道新幹線がありましたが、私の子ども時代はまだ線路の盛土工事をしていました。完成後は、すごい速さで疾走する東海道新幹線の姿が忘れられません。当館にはお子さんがたくさんいらっしゃいます。ここは鉄道の歴史を学習する場ですが、楽しく学んでいただくために、受け身ではなくエンターテイメント性を取り入れた参加・体験型になっています。
  • 新幹線シミュレータ「N700」
  • 「リニア・鉄道館」館長 天野満宏氏
  • 「温故知新」を体感してほしい。

    「温故知新」、つまり古いものを見てそして残すべきもの、「ここは大事だ」と思うことを感じながら新しいものを創り上げていく。当館はそんな一つのきっかけになればいいと思っています。お子さんは先人の知恵を見て体感することで、大人は高速鉄道の歴史を再発見することで、その「温故知新」を体感してほしいのです。私のいまの願いは、お子さんが大きくなったとき、自分のお子さんを連れて親としてお越しいただくことです。高速鉄道の歴史と技術が切り拓いた未来を、ぜひ見にきてください。

「リニア・鉄道館」館長 天野満宏氏

静岡県浜松市生まれ。幼少期から実家に近い東海道本線を走るさまざまな列車を眺めて育ち、修学旅行で初めて東海道新幹線に乗車。入社して最初にメンテナンスしたのは「窓が少し小さくなった0系新幹線でした」という。以来、東海道新幹線の進化や超電導リニアの開発を見守ってきた。2015年より現職。愛知県一宮市在住。

  • 愛知1泊フリープラン

「未来インタビュー」記事一覧

  • 11.徹底したお客様視点、おもてなしの心で、水族館を未来のコミュニティに 蒲郡市竹島水族館館長 小林龍二氏
  • 10.つねに進化を求めることで、日本酒を新たなる未来へと導く 醸造家 久野九平治
  • 09.時代に沿った発想で、伝承技法を未来へと導く陶芸家 水野智路氏
  • 08.島全体が一つになって魅力を創り、未来へと繋ぐ 「日間賀島」南知多町観光協会副会長 鈴木甚八氏
  • 07.伝統を守りつつ挑戦し続ける。だからこそ、未来が開かれる 田村七宝工芸 五代目 田村有紀氏
  • 06.地元の人々の深い理解から、なごやめしの未来が見えてくる なごやめし普及促進協議会 アドバイザー 大竹敏之氏
  • 05.三英傑の夢と信念が歴史を変え、日本の未来を拓いた奈良大学 文学部 文化財学科教授 千田嘉博氏
  • 04.モノづくりの未来は、日本の産業を支えてきた歴史の先にある「トヨタ産業技術記念館」館長 飯島修氏
  • 03.変えないことも、進化することも、未来に繋がるからくり人形師九代玉屋庄兵衛氏
  • 02.もっとおいしく、簡単に。未来の味のヒントはここにある株式会社Mizkan MD 本部開発技術部 開発技術1 課兼 味確認室 小松一善氏
  • 01.時速500k超の超電導リニアが日本の未来を切り拓く「リニア・鉄道館」 館長 天野満宏氏

「リニア・鉄道館」へ行くなら愛知を巡るすめモデルコース

最先端産業をエンターテイメントに大人から子どもまで、楽しみながら高速鉄道やクルマ、ロケットなどの先端技術に触れられる施設が満載。
  • ※お出かけの際には営業日、営業時間等をH.P等でご確認の上ご参加ください。
    • 愛知1泊フリープラン

リニア・ロボット…最先端技術に触れて未来を感じよう!

2017年3月30日更新

YouTuber Kazuの新幹線で日帰り「ふじのくに静岡」大大大大満足旅!!

東海道新幹線沿線

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